490種もの鳥が見られる!? カジランガ国立公園

 日本ではほとんど知られていない、インド北東部・アッサム州の世界遺産カジランガ国立公園、私はクルーズで2度訪れております。

カジランガは北縁をガンジスと河口を共にする大河ブラマプトラに接し、東西約40km、最も広い幅が南北15kmもある三角形で面積430平方キロ、琵琶湖の2/3もあります。

絶滅危惧種インドサイ、めったに見られないトラ、野生のインドゾウ、スイギュウ、そしてガンジスカワイルカなどは観察できましたが、鳥に関してはまったく知識がないためホームページでもご案内できずにいました。

先日、たまたま鳥の愛好家からお問い合わせがあったので調べてみたところ、改めてカジランガ公園の底力に驚きました。

この公園に生息、渡りをする鳥がなんと490種もいるのです(Bird Internationalデータ)。もちろん一度にそれだけの種類が観察できるわけではありませんが、日本全体で観察できる鳥が約450種ですから、鳥にとっていかに居心地がいいかわかりますね。

次回は、どのような種類の鳥がいるか、ご案内します。